蒼天のかけら  〜真導士の里 サガノトス編〜


今後の更新について、お知らせを掲載しました。→ 小春の雑記帳



第一章  静白の門

十五歳の成人を迎えたサキは、聖都ダールで行われる『選定の儀』に参加するため、村を出てきた。
稀有な存在とされる『真導士まどうし』を選ぶ儀式。自分には縁遠い話だと思っていたのだが……。
<第一章 完結>


第二章  かなえの道

真導士となったサキは、相棒のローグレストと一緒に、真導士の里で生活をはじめた。
強い真力を持つローグレストの相棒として、まったく相応しくないと自分を責め続けるサキ。
そんなサキに、忍びよる影が……。
<第二章 完結>



第三章  咎の果実

サキとローグレストは、真導士の里で日々を穏やかに過ごしていた。
そんな二人に、ついに真導士としての初仕事が入る。
緊張しながらも初仕事に赴き、そこで甘美な悲劇と出会う――。
<第三章 完結>



第四章  罪業の糸

ローグレストの想いを知り、幸福感に包まれながらも、分不相応ではないかと思い悩むサキ。
心乱された彼女は、真術を使えなくなってしまった。そして……。
彼女に下された天罰と、新たな出会いの物語。
<第四章 完結>



幕間  真導士の買い物

波乱を含みながらも真導士の里で、毎日を過ごしている二人の平和な日常。
想いを伝えた後、彼女からの返事を待ちわびているローグレスト視点の番外編。
※第四章 読了推奨



第五章  邂逅の歯車

ローグレストから想いをもらって早一月。相変わらず増殖する寂しさに苦悩するサキ。
自分は彼に想いを返せるのか?相応しい相棒とは何なのか?
彼女が出した結論と、真導士達の波乱の物語。
<第五章 完結>



第六章  倉皇の迷宮

荒れはじめた真導士の里と、姿が見えぬ敵。
彷徨いながらも進もうとするサキ達。彼らの前に広がる数多の謎。
二人が、迷いの果てに見つけたものは――。
<第六章 完結>



幕間  真導士と花祭り

想いを通わせ合ったというのに、全部が全部思い通りになってはくれない。
二人が送る、もどかしくも初々しい日常のお話。
※第六章 読了推奨



第七章  旋廻の地


消えた十二年前。唐突に削除されているサガノトスの歴史。
絶対にあぶり出してみせると意気込むローグ。一方サキには、不可解な現象が……。
<第七章 完結>



幕間  真導士の休日

懐かない猫に戻ってしまった相棒との距離を、どうにか埋めようとしているローグ。
しかし、すべてが思い通りに運ぶことはなく……。
※第七章 読了推奨



第八章  因果の獄


どうしてか上手くいかないサキとローグ。気持ちは同じはずなのに距離は広がるばかりで。
姿を消した相棒を探し、辿りついたその先には……あの謎が待っていた。
<第八章 完結>



幕間  微睡みの真導士

日常に戻ってきた二人が過ごす、とある一日の話。
※第八章 読了推奨



20万ヒットお礼小話

埋もれてしまっていた、あの日あの時のお話。
※第八章 読了推奨



第九章  暗流の青史


相棒の不調。忍び寄る影と策謀。
二人は無事再会できるのか。そして黒塗りの下に流れていた歴史の真相は……?
<第九章 完結>



30万ヒットお礼小話

その後の彼らのお話。
※第九章 読了推奨



一周年記念リクエスト

彼らに対するいくつかの質問
8/20 リクエスト小話追加
※第九章 読了推奨



幕間  夏の真導士

夏、真っ盛り。女神もどうやら夏バテらしく、試練の無い穏やかな日々が続いていた。
普通の毎日に戻ってきた二人が過ごす、何の変哲もない日々のお話。
※第九章 読了推奨



第十章  晦冥の牙


影を感じつつも、穏やかな日々を過ごしていた二人。
意外な友人の訪問。たわいない依頼の中に、危険な影があった。
秋を前に、サキは試練を越せるのか……?
<第十章 完結>



幕間  真導士の捜索

過日の出来事を思い出しては自分を責めるサキ。
悩んで泣いて、やっぱり前に進みたい。しかし、今日に限って頼れる相棒の姿が見えず……。
サキは無事に目的を果たせるのか。
※第十章 読了推奨



第十一章  神籬ひもろぎの遺跡


あの日を境に、行方を眩ましてばかりのローグ。
密かに悩みながらも、サキは同期達と共に合同実習に入り、思いがけない再会をする。
<第十一章 完結>



幕間  真導士の宴

合同実習から戻ってきた二人。
とある事情から宴をすることになったのだが……。
※第十一章 読了推奨



幕間  真導士の特訓

"風渡りの日"まであと数日。
できることは全部やっておきたい。焦りながらも一歩ずつ前進する雛達のお話。
※第十一章 読了推奨



第十二章  譎詐きっさの森


"風渡り"前日。
一派の野望を阻止するべく、準備を重ねている二人。しかし、蜘蛛の糸は意外な場所に張られていて――。
深い森の中、道を探し続けるローグは、そこで思わぬ答えを手にする。
<第十二章 完結>
inserted by FC2 system