二人組で質問・ジェダスとティピアの場合
● 01:お二人のお名前をそれぞれ教えてください。
「ほう……、面白い真術ですね。僕はジェダスです」「ティピア」
● 02:お二人はどういった関係ですか?
「番です。ようやく小慣れてきましたね」「うん」
● 03:それぞれお互いを何と呼んでいますか?
「ティピアと呼んでいます」「ジェダス。ジェダスでいいって言ってたから」
● 04:初めての出会ったのはいつ、どういった状況で知り合ったのですか?
「"控えの間"ですね。席が埋まりはじめていて、奥に詰めたらティピアの隣になりました」「飴をもらった」
「固まっていましたので」
● 05:その時のお互いの第一印象は?
「これは相当緊張しているな、と」「怖かったけど、周りの人よりは怖くなかった……」
「なるべく話しかけないようにしましたからね。話しかけられる度に辛そうにしてましたから」
● 06:一日のなかで一緒にいる時間はどのくらいですか?
「食事時は必ず。ティピアは部屋で過ごす方が好きなようです」「ジェダスは、夕飯の後に出かけていく。どこに行ってるのかは知らない」
「修行場ということにしておいてください」
● 07:お互いの長所を教えてください。
「ティピアは細かい作業が得意です。真導士でなければ仕立て屋がぴったりだったでしょうね」「ジェダスは話が上手。色んな人と話せてすごいと思う」
「まあ、生来の性分です」
● 08:では、お互いの短所を教えてください。
「お世辞が下手……」「露骨な部分があるのは自覚しています。領主様がべた褒めしないと満足しない方で……。相手するのも大変でした」
「わたしは人見知りなところ?」
「いえ。上手く話せなかった時に、必要以上に落ち込むところです。そこまで気にしなくても大丈夫ですよ」
「……無理」
● 09:相手との共通点は何ですか?
「過剰な干渉を嫌うところでしょうか。距離感というものはとても大事です」「ジェダスと話していると圧迫される感じがないから平気」
「気が合っているということでしょうね」
● 10:では、正反対の点は何ですか?
「ジェダスは、鳥が嫌い」「僕の町では鳥は害獣でした。小鳥ならばいいでしょうけれど、人の大きさほどの鳥がいました。爪も鋭くて、蹴られればひとたまりもありません。年に一度は駆除隊を結成して、討伐していました。真術が使えていたら楽だったと思います」
「鳥……かわいい」
「見たら驚きますよ。あれは鳥と呼べない」
● 11:相手と絶対一緒にしたくないことといえば?
「そうですね。遠征には連れていけません。きっと怖い思いをさせてしまう」「組み紐……。ジェダスは色の選び方が変」
「……どうも苦手で。色選びはティピアにおまかせしています」
● 12:あなただけが知っている、相手の隠れた一面とはズバリ?
「ティピアは憧れの役者がいます。月に一度は劇を見に行ってますよ」「ジェダスは婚約者がいる。何でみんなには内緒なの?」
「何となくですよ。親が決めた人ですが、最終的には自分達で決めろと言われてまして変に宙に浮いている。互いに自覚もありませんし、相手に他の方ができたら席をお譲りする予定です」
「よくわからない」
「そういうこともあるのですよ、ティピア」
● 13:ケンカした場合、先に謝る(または謝ると思われる)のはどっち?
「喧嘩はしません」「したことない」
「話し合いで解決できることがほとんどです」
● 14:何か相手にプレゼント(贈り物)をあげるとしたら何がいい?
「劇の特等席などはどうです」「うれしい。ジェダスは何が欲しい?」
「これといって特には」
「……」
「ティピア、眉間にしわが寄っています」
「……」
「そうですね……。便箋が無くなってしまいました」
「かわいいのでいい?」
「妹宛の手紙にしましょうかね」
● 15:ままごとするとしたら、相手は何の役だと思われる?
「ティピアはお姉さん役でしょう」「うん、やってみたい」
「僕はどうでしょうか」
「家ではやらなかったの?」
「妹が犬を欲しがっていて……犬役なら何度か」
● 16:これだけは相手に負けない自信があることといえば?
「人と対話することでしょうか」「色選び」
● 17:相手がいてよかったなぁと思う時はどんな時?
「いつもですよ。相棒とは心強いものです」「うん」
● 18:一日だけ、相手と入れ替われるとしたら何をしたいですか?
「天水の真術を使ってみたいと思います」「サロンに行ってみたい……」
「え? サロンですか」
「きれいなランプが飾ってある」
「ああ、なるほど」
● 19:相手に、もう二度と会えなくなるとしたらどうしますか?
「いつかそういう日が来るのでしょうか。寂しいことですが、そうならないようにしたいですね」「うん、がんばる」
● 20:最後に、お互いに一言メッセージをどうぞ。
「これからもよろしくお願いしますね、ティピア」「うん。"共鳴"には気をつけて」
「善処します」
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提供元:ひよこ屋様